会計事務所の事業承継後のかかわり方は大きく3つのタイプがあります。一つひとつ見ていきましょう。
新たな事業主の下で続ける
他の事務所の傘下に入り、経営をゆだねて、新たな事業主の下で業務を続けるタイプです。所長先生はいち職員または社員税理士として、税理士業務を継続します。税理士法人の一支店として所属し、税理士業務は行わず、相談役・会長として籍をおくという方法もあります。
《こんな方にオススメ》
●事務所経営よりも、税務の仕事に集中したい
●生き残るためには、勢いのある事務所の傘下に入った方が得策と考えている
●トップとして走り続けるのに疲れたが、まだ辞めるわけにはいかない
●事務所を立て直すために経営を誰かに委ねたい
一定期間パートナーと一緒に続け、その後リタイア
3~5年の間は籍を置き、中長期的にじっくりと顧問先を引き継いでいきます。一定期間が経過し、所長先生の希望するタイミングでリタイアするタイプです。
《こんな方にオススメ》
●まだ元気だが、不測の事態に備えておきたい
●職員に将来の道付けをしてあげたい
●後継者問題の不安から開放されたい
●顧問先に不安を与えないように、じっくり引き継ぎたい
完全に譲渡し、業務を続けない
引き継ぎを済ませたら、完全に引退するタイプです。
《こんな方にオススメ》
●現役を退いて、ゆっくり旅行したい
●息子(娘)がいる海外でのんびり暮らしたい
●体調が良くないので、しばらく静養したい
どのような時にM&Aを活用したらよいか
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- 引継期間中にもしものことがあった場合には、どうなりますか?
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- 職員や顧問先を引き受けてもらいたいのだけど。
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- 出版社:三交社
- 2015年4月3日発刊
- 著者:株式会社アックスコンサルティング 代表取締役 広瀬元義